弟子のギタリスト麻生くんによるユニット「Acoustic Sound Organization」の3作目はビリー ジョエルの名曲「New York State of Mind」をアコースティックギターで弾く優しいバラードアレンジです！
バークリー音楽院でジャズを学んでかえってきた麻生くんらしい、東海岸の雰囲気がおりこまれた音源に仕上がってると思います。
簡単にアメリカ東海岸の雰囲気の音楽と言ってもイメージできないかと思いますが、僕が思うに東海岸の音楽は曖昧なハーモニーが特徴かなと思っています。
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今作品ではビリー ジョエルさんの弾いたコード進行に沿いながらも、コードの響きを独自に解釈して不協和音などのコードもたくみにおりまぜてきた麻生くんのアレンジはなかなかのもの！
僕も師匠として嬉しく思いますね！
共に学び、共に音楽作品を制作するという手順をたくさん重ねることでお互いに成長できる関係でいられたら良いですね。
レコーディングで使ったギターはタク サカシタさんがデザインした「Modern Master」というアーチド トップ ギターにナイロン弦をモディファイしたオリジナル ギター。
Acousphereの清水くんも同じタイプのモディファイをしているのですが、麻生くんの場合はそれを伴奏で使えるようにいくぶん倍音成分を残しつつ輪郭を柔らかくした響きのチューニングになっています。
同じアイデアでモディファイしても求める音が違うと全然違うものになるのが驚きでした。
メロディのギターはAcousphere奥沢がLarriveeのC-10Mをこれまたナイロン弦ギターにコンバートしたギターで演奏しました。
アタック感の強い良い響きのギターに仕上がってるのでふたつのギターの対比がついて楽しいと思います！
ぜひiTunesやAmazon MP3、Google Playなどからダウンロードしてきいてみてほしいと思います！
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